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メガネの汚れが子どもに及ぼす影響

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子どものメガネのお手入れ

メガネの汚れが子どもに及ぼす影響

目が悪い子どもが増えている現代。
視力「1.0未満」の小学生は全体の30%以上を占め、
メガネを手放せない子どもが多い現状です。

視力は遺伝に左右される面が大きく、
努力だけではどうにもできないこともありますが、
子どもの目にとってよい環境をキープするために
できることはたくさんあります。

そこで今回は、「メガネの汚れが子どもに及ぼす影響」について解説します。

どのようにして物が
見えるの?

目の構造

目はカメラの構造と似ています。
目にした物体は、瞳孔を通し「水晶体」と呼ばれるレンズに入り込みます。「水晶体」は目の奥にある「網膜」というフィルムに物体の像の焦点を結び、その情報が視神経から脳へ伝えられることで物体を認識します。

また、目と物体の距離が異なる場合「水晶体」に付着した筋肉が収縮や弛緩を繰り返し「水晶体」の厚みを調節することで、ピントを合わせ「網膜」上に焦点を結ぶことができるのです。

現代小学生の視力事情

現代小学生の視力事情

現代はスマホなどを使うのが当たり前の時代。狭い画面を見続けることで「水晶体」を調節する筋肉が疲弊し、視力の低下につながると考えられています。

視力「1.0未満」の小学生は全体の30%以上を占めます。一般的に視力「0.7」を下回るとメガネの着用が検討されますが小学生のメガネ着用率は9.65%となっており、その割合も年々増加しております。

視力の低下に気づかず、メガネなどで適切な視力矯正を行わない状態が続くと、視力が更に悪化することも少なくありません。

メガネの注意点!

メガネは清潔に使おう

活発な小学生

視力悪化の進行を予防するにはメガネなどによる視力矯正が必要です。

しかし、勉強や運動と普段から活発な小学生がメガネを扱う場合には注意が必要!メガネには砂ぼこり、皮脂や汗などの汚れが付着しやすいのです。このような汚れを放っておくと思わぬ影響を与えることがあります。

メガネは目に入る物体像の焦点の位置を人工的に変えピント調節機能の異常を補うもので、メガネの表面が汚れているとうまく焦点を結ぶことができず、さらなる視力の悪化につながります。
また、汚れの度合いが日によって変わるとピントを調整する筋肉も疲弊し、眼精疲労を招くことも少なくありません。

眼精疲労による「集中力・注意力の低下、頭痛や肩こり、日中の眠気」といった症状や「目やになどを介して感染するアデノウイルスなどの感染症」など、メガネの汚れにより様々な症状を引き起こす可能性があるため、メガネは常に衛生的な状態で使用するようにしましょう。

POINT

日ごろの
お手入れが大切!

視力の低下が目立つ現代小学生。目の使い過ぎに注意しながら、メガネを衛生的に使用することで目にとってよい環境をキープすることが可能です。

まずは、お子さまのメガネは常に清潔を維持し、汚れがある場合はその都度きれいにしてあげることをおススメします。

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